アパレルメディア分野 石原研究室
A17AB067 佐藤 誠子 satouseiko
研究形式
制作

十二単の色彩が着装イメージに及ぼす影響

作品のコメント
卒業研究のテーマ
十二単は平安時代の貴族女性の正装で、草木や季節の情景から配色を行っていた。重ねの色目を有する衣を二枚以上重ねた衣の袖口や裾などの多色配色を「襲色目」といい、十二単において五衣で使用されていた。本研究では十二単の着こなしの幅を広げるために襲色目の違いによる着装イメージの印象評価実験を実施し、関与する要因を検討した後、和紙を用いて1/2スケールの十二単を制作した。

コメント
2019年に新天皇即位正殿の儀が執り行われ、その際に女性皇族の方々は十二単を着用し、儀式へ参加していた。その様子が世間へ広まり、写真館での撮影や十二単の着装体験、結婚式での着用などの需要が深まった。そこで襲色目の違いによる着装イメージへの影響を研究することで十二単の着こなしの幅を広げるために活用できると考えた。十二単が日本人にとってより親しみ深いものとなり伝統の継承へと繋がれば幸いである。